水路でカエルを捕まえたり、川に行って魚を採ってみたり、
昆虫採集に行ったりと捕まえたものすべてを飼ってみました。
とにかく生き物に興味がありました。
獣医さんに出会ったのは小学生のときでした。
飼い始めたダックスがいつもの散歩から帰ってきたあと
元気がなくなってしまいました。
道で釣り針をなめてしまったみたいで、
舌に針が刺さっていました。
どうしても取ることができず、心配で泣きわめく自分に親が
「お医者さんに診てもらおう」といってくました。
それまでは動物病院なんていったこともなかったんです。
どうにも対処できなくて困っていた自分とは対照的に、
“お医者さん“は簡単に針を取ってくれました。
「動物にもお医者さんがいるんだな」と思った記憶があります。
このときに獣医師になりたい、
なるなんてまったく思いもしませんでした。
獣医師になろうと思ったのは高校生のときでした。
どうしてそう思ったのか自分でもよくわかりませんが、
それ以外の職業は考えていませんでした。
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