2008年09月04日

カメの消化管内寄生虫

現在のところカメさんの来院が比較的多いので、

今回もカメさんについて書くことにしました。


写真はヒョウモンリクガメの糞から得られたギョウチュウの卵です。

ギョウチュウ卵(ヒョウモンリクガメ).jpg

自然界では多くの動物が普通に寄生虫をお腹の中に持っています。

あくまでも自然界です。

飼育下ではどんなに自然に近づくように環境を作っても、

まったく同じというわけにはいきません。

寄生虫も同様です。

自然界では正常であっても、環境が異なればそれは異常です。

元気なときはあまり問題とはなりませんが、

いったん調子を崩してしまうと寄生虫によって

更なる悪化をもたらすことが少なくありません。

検便によって診断・予防できる病気は早期に対処されることをお勧めします。

消化管内寄生虫に対する考えは各々の獣医師で異なりますが、

ハミング動物病院では積極的な駆虫をお勧めしています。

リクガメ駆虫後の排泄物.JPG

駆虫薬投与後の温浴にて排泄した糞便に検出された蟯虫


posted by 鈴木慎一 at 16:30| 静岡 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | エキゾチック動物医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さっそくアドバイスを取り入れるとは
さすがっすね。
ずっと読みやすくなってます。
Posted by ムラマティ=カルパッチョ at 2008年09月06日 23:43
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック