2008年09月16日

鳥さんいつも何たべていますか?

今回も鳥さんについてです。

開院してから3週間が経過しました。

熱心な愛鳥家の方もお見えになってます。

気になってることは、やはりここ浜松でも

ペレットフードがあまり浸透していないことです。



以下、「ペレットフードの薦め」です。


日本における鳥類の飼育は比較的長い歴史はあるにもかかわらず、

その栄養学的な改善がなされておりません。

粟玉.JPG

すなわち、いまだに粟玉などシード食が主流であり、

主食であると思われています。

これは野生の鳥さんたちがたぶんこのようなものを食べて生活している

という推測に基づくものでしかありません。


近年、野鳥の採食パターンに関する正確な観察、飼育下で人工的に管理された研究が進み、

より多くの情報が入手できるようになりました。


穀物を食餌とする鳥に見られる栄養失調が明らかとなり、

シード食が不適切な(完全ではない)食餌であることが明確化しました。


しかしながら…


多くの飼い主様はいまだにシードを主食として与え続けています。

残念なことにミネラルやビタミンなどのサプリメントを与えても、

その有効性は十分とはいえません。


多くの鳥はエネルギー(カロリー)を摂取するために採食しますので、

できる限り脂肪分の多い、カロリーの高い食餌を食べようとします。

またおいしいものを優先して食べようともします。


飼い主様が栄養を改善しようと工夫して、

補助食を使用しても鳥さんはそれを避けようとします。


補助食により栄養素が過剰となってしまい、結果的に悪影響となる場合もあります。


組成が明確化されているペレットフードを与えることによって、

鳥さんにとって必要な栄養をバランスよく摂取させることができます。


もちろんシードを否定するわけではなく

おやつとして使用することは可能です。


※ペレットフードとは、いわゆる固形の乾燥フードで、

「鳥用の総合栄養食」です。

犬はドッグフード、猫はキャットフードの普及により

長寿がもたらされるようになりました。

現在も日々改良が加えられています。

鳥のペレットフードが普及することによって、

我が国でもこれまで以上に、鳥さんが健康でかつ

長寿がもたらされるものと確信しています。


ハミング動物病院では動物病院専用食(獣医師専用食)である

「ラウディブッシュ社」

http://www.roudybush.com/

ラウディブッシュ.jpg



「ハリソンバードフード」

http://www.harrisonsbirdfoods.com/

ハリソンバードフード.JPG

の2社のお取り扱いをしております。


posted by 鈴木慎一 at 17:43| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | エキゾチック動物医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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