2008年10月15日

キンカチョウの難産

キンカチョウの難産といっても、「卵塞」「卵づまり」のことです。

産卵後.JPG

このキンカチョウは突然元気消失し、膨らんでいるとのことで来院しました。

糞便検査では残念なことに「メガバクテリア」が検出されました。

この子は1歳以上で、これまで調子を崩したことはなかったそうです。

メガバクテリア感染していたのになぜ今まで元気だったのでしょうか?


おそらく今までは元気で抵抗力も十分にあり、

メガバクテリアは胃に感染していたものの発症していなかったのでしょう。


ところが1日の大半を明るい中で生活し、周りは騒々しく、

また比較的高温に管理された環境で過していたため、

発情が持続し、産卵回数が多く、血液中のカルシウム不足、体力の消耗など

多くの要因が関与していたため発症に至ったものと思います。


幸いこの鳥さんは治療の結果、無事自分で卵を産むことができ元気になりました。

軟卵.JPG

鳥の飼育には思った以上に奥深いです。

鳥さんとの付き合い方にもよりますが、過剰発情には気をつけたほうが賢明です。


posted by 鈴木慎一 at 12:12| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | エキゾチック動物医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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