2008年11月28日

鳥類の血液検査

鳥さんにも一般の動物病院(鳥類専門医でなくとも)で受けることが可能な検査がいくつかあります。

身体検査、そのう液検査、糞便検査、尿検査、血液検査(CBC、生化学検査)、ウイルス検査、

DNA検査、エックス線(レントゲン)検査、超音波エコー検査をはじめ

ワンちゃん・ネコちゃんが受けることができる検査は基本的にすべて行うことが可能です。

今回はそのうちの1つである血液検査についてご説明いたします。

血液検査は言うまでも無く多くの情報を我々獣医師、

そして何より飼い主様にとって有益な情報を与えてくれます。


通常小型鳥類の採血は右の頸静脈より行います。

鳥さんは左の頸静脈が極めて細く採血に適しておりません。

細い針を用いて、ほんの数秒でできてしまいます。

検査項目は犬・猫と同様ですが、ALTやBUN(尿素窒素)など

一部の項目は鳥さんでは検査価値のないものもあります。

反対にUA(尿酸)など(動物病院では)鳥類・爬虫類でしか測定しない項目もあります。

当たり前ですが、血液検査でしか知ることのできない情報が数多く存在します。

数10gの小鳥であっても血液検査は可能です。

「血液検査は動物にとってストレスじゃないかしら…」

「なんだかかわいそうな気がするなぁ…」

とおっしゃる方がたくさんいらっしゃることも事実です。多少のストレスがかかることも事実です。

もちろん大前提として、血液検査が必要だと判断した場合、

血液検査に十分耐えうると判断した場合に行うことは言うまでもありません。


無理は決していたしませんので、ご安心ください。


ご理解いただきたいのは…

血液検査をすることが目的ではありません。

鳥さんの病気の詳細な原因を探り、治療する、

今よりも元気にすることが目的です。


posted by 鈴木慎一 at 19:27| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | エキゾチック動物医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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