2009年03月02日

気づいてあげてください  鳥の貧血

セキセイインコ貧血.jpg

このセキセイインコさん重度の貧血を起こしています。

鳥の飼い主さん、すぐにわかりますか?


鳥さんはくちばしの色、脚の色を見ればある程度の貧血を起こしていればわかります。

明らかに「白い」ですね。普通はピンク色をしていると思います。


鳥を熱心に診療している獣医師は次のような先生が多いです。

1.待合室での鳥さんの様子を見ている(しゃべっているか聞いている)

2.飼育環境(食事、日照時間、放鳥時間、ケージの環境など)を十分に聞く

3.いきなり保定(手に取る)することなく、じーっと眺める

4.時に触ることなく診察を終える(もちろん触らない十分な理由を説明してくれるはず)。

といったところです。

※「糞便検査・そのう液検査をしてくれる」とうのはあまり重要ではないかもしれません。

検査をしていても「メガバクテリア」すら診断されずに当院を受診するケースが非常に多いです。

熱心な愛鳥家であれば誰でも知っているはずのこの病気ですが、

ほとんどの獣医師が名前すら聞いたことがないのが現状です。



この鳥さんも病院で「検便・そのう液検査に異常ありません。様子を見てください」

と言われていたようです。


診断は「メガバクテリア症による胃出血、重度貧血」

残念ながらまもなく亡くなってしまいました。




posted by 鈴木慎一 at 12:17| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | エキゾチック動物医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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