2009年09月04日

ウサギの下顎膿瘍

ウサギの下顎膿瘍についてご紹介します。

下顎膿瘍.jpg

このウサギさんは半年ほど前より、顎の下に腫れを見つけ病院にて治療を受けていたようです。

しかしながら治療の甲斐なく徐々に拡大し、今では膿瘍がいくつも出来てしまったということでした。

膿瘍といえば「切開・排膿・洗浄」+「抗生剤」

が治療の大原則ですが…

ウサギさんの下顎膿瘍は多くの場合歯の根尖部の感染症が原因であることが多く、

上記の治療だけではなかなかうまくいくことがありません。

当院では感染の温床となっている臼歯の「抜歯」と、皮下膿瘍の摘出、

場合によっては、下顎骨に穴を開け感染部位の徹底的な洗浄を行います(下の写真のように)。

下顎手術.jpg

術後は再度蓄膿しないよう以下の写真の様に開放創とし、自宅でも洗浄を行えるようにしています。

下顎開放創.jpg

これだけの手術を行っても通常は麻酔の覚醒後すぐに食事を取り始めるんです。

ウサギさんは本当に強いなぁ、といつも驚かされます。
posted by 鈴木慎一 at 18:07| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハミング動物病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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